八女ってどこ?
八女市は、九州の福岡県の南に位置しています。
日本でお茶と言えば静岡や京都などが有名ですが、九州や福岡でお茶といえば「八女茶」と答える人がほとんどなほど実はお茶が有名な地域なんです。
土地もお茶の栽培に適していて、九州最大の河川である筑後川と矢部川の清流に挟まれた筑後平野南部に位置し、肥沃な土壌と豊富な伏流水に恵まれています。
雨量も多く、昼と夜の温度差もあるので、八女市はお茶を栽培する自然条件に恵まれた場所といえます。
特に山間地は朝・夕に霧が多く発生し、玉露など上質茶を生産する気象条件を満たしています。
「お手軽抹茶」ができるまで
生産工程
1.摘採
乗用摘採機にて茶葉を摘んでいきます。
2.工場に持ち込み
摘んだ茶葉を工場に持ち込みます。
3.殺青
工場へ持ち込んだ茶葉の発酵を止めるために蒸していきます。
4.散茶
蒸した茶葉を効率よく乾燥させるため広げます。
5.乾燥
広げた茶葉を熱風と遠赤外線によって乾燥させます。
6.本乾燥
さらに熱風のみで乾燥の仕上げをします。
7.合組
乾燥させた茶葉を混ぜ合わせて品質を均等化していきます。
仕上工程
1.篩い、粉砕
葉と葉脈を分けて葉っぱを小さく刻みます。
2.焙煎
茶葉に焙煎香をつけていきます。
3.合組
焙煎香のついた茶葉を混ぜ合わせて品質を均等化していきます。
製造工程
1.パウダー加工
空気の力で茶葉同士をぶつけ、細かく砕いて粉末状(抹茶)にします。
2.分級(シフター加工)
パウダー加工でできた粉末(抹茶)を細かい編み目の篩で大きさを均等に揃えていきます。
3.スティック加工
できあがった粉末(抹茶)をお手元に届く形のスティック状に個包装していきます
4.小分け加工
できあがったスティックを袋に詰めていきます。
5.製品完成
6.出荷